肩こり・頭痛

肩こりは、病気が原因でなる場合と病気が原因でない肩こりがあります。

一般的に肩こりと言うと、無理な姿勢、長時間同じ姿勢や肥満、なで肩、猫背のように肩こりになりやすい体型や、心因性のストレス、最近ではパソコンやスマートフォンなどによる眼精疲労からよく起こるといわれています。

病気が原因の場合は、動悸、息切れ、めまい、耳鳴りや女性特有の疾患（子宮内膜症や卵巣膿腫など）で肩こりになる方がいます。

なかなか改善しなかったり、どんどんひどくなるようでしたら、専門医に受診し原因を治しましょう。

肩こりとよく一緒につらいと言われるのが頭痛です。

肩こりを伴う頭痛としては緊張性頭痛（頭痛の中でも最も多い頭痛です）。

そしていまだ解明されていない偏頭痛。生命の危険さえも訴えている頭痛もあります。

１・緊張性頭痛

肩こりや首のこりを伴い、様々な痛み（激痛から鈍痛まで）があり、いつまでも続きます。後頭部から頭の両側におこり身体のだるさも出ることがあります。

体操やストレッチ、マッサージなどで筋肉をほぐし血流をよくする事。なるべくストレスのない生活をおくるように心がけましょう。また、最近では歯の噛み合わせやコンタクトレンズ、メガネがあっていない場合も頭痛がおこります。

２・偏頭痛

脳の血管性の慢性頭痛といわれていますが、もちろん肩こりを伴うこともあります。脈拍と同時にズキンズキンといったような痛みがあり、ピーク時は吐き気やめまいもあります。多い方で週に１～２回くらいはあるようです。

睡眠不足や過労、ストレス、気圧や気候、ホルモンバランスの異常などが原因とされています

疲れをためず、規則正しい生活を心がけてみてください。

３・危険な頭痛

ほっておくと命に危険な頭痛やっ病変からくる頭痛があります。

「いつもと違う」「なにかおかしい」と感じたらすぐに病院に行くことをお勧めします。

特に、意識障害や手足のしびれ、言葉が話しづらい、外傷を受けたなどのときは早めに受診してください。