先日、来院された患者様ですが頚部のむち打ちはむち打ちなのですが、受傷の仕方がちょっと変っています

というのも、踏切手前で一時停車していたところ、前方で停車していた車が突然バックしてきて衝突したそうです。

後方からの追突とは違い、座席のヘッドレストに頭を打ちつけてから前方へしなるため通常のむち打ちとは少し症状に違いがあります。

とは言え首の動きや痛み、頭痛などの不定愁訴は受傷当初からあらわれています。

患者さまにすれば、まさか前の車がバックしてくるとは思ってもいなかったそうですが、バックしてくるのが見えた分衝突に備えることができたとおっしゃっています。

ぶつかるかもしれないと思い準備できれば、受傷時の衝撃をすこしでも和らげることができますので、若干の違いがあると思います。

長い間交通事故の患者さまを診てきましたが、今回のケースは初めてで私も勉強になります。

人生、日々精進ですね。

朝晩めっきり寒くなって来ました。

当院の患者さんも少し出足が遅くなっています。

今日は今月から来院されているバイクで道路を走行中に工事車両にぶつけられた患者さまの話です。

片道二車線の道路を一車線工事用に占用してマンション建設をしていたそうです。その道路を走っていたら左より工事車両がバックででてきて、ぶつけられ負傷したとのことです。

バイクなのでいろいろな部位を負傷されていましたが、骨折はなく打ち身と挫傷がひどいです

施工会社の責任者がすぐに近くの病院につれていって検査、治療をしたそうです。

相手方の対応もよく、（ゼネコンなので当然ですが）治療に専念できるそうです。

現在は仕事帰りに当院で治療をおこなっていらっしゃいます。

仕事帰りに治療ができるのはいいと言っていただいています。

まだ、治療が始まったばかりなので目をみはるほどの症状の改善は無いですが、無理せず、おちついて完治するように治していこうと治療方針を決めたところです。

交通事故でお悩みの患者さま、治療期間や治療方針、示談、通院時間などのご相談もさせていただきますのでお気軽にお問い合わせしてください。

９月に入ってすぐに損害保険会社より立て続けに患者さまの治療依頼がありました。

いずれも損保会社は違いますが、患者さますべて後方から追突されたいわゆる”むち打ち”の症状です。

その中でも一番症状の重い患者さまをご紹介します。

事故の状況ですが、信号待ちをしていた患者さまの車にほぼブレーキをかけない状態で追突してきたそうです。相手の車は軽自動車だったそうですが、ぶつかったときは衝撃で首が上下に激しく動き、車の天井が見えたそうです。

当然ながら、病院で検査を行いましたが、”レントゲン上は骨に異常なし”と診断され、痛み止めの薬と湿布を処方され二週間の安静と一週間後に再診するようにとのことでした。

自宅に帰り、事故による興奮状態もさめ、安静にと思い横になったその時、気分が悪く”吐き気”がおそいかかり、頭痛もしてきたそうです。

寝ていれば少し落ち着くか、と思い一時間ほど眠ったそうです。

目が覚めた瞬間、首はもちろん背中や腰も痛くて体が動けない状態でした。頭痛も激しくなっているような気がしたそうです。

以上のように、事故後、数時間から数日経過したあとにさまざまな症状がでてくるのが”むちうち”の特徴とも言えます。

今回の患者さまは早めに症状があらわれ、すぐに損保会社に連絡し、現在当院で治療されています。結局仕事を休まざるを得ないほどの症状がでています。

また、事故であてられた車の物損の交渉など患者さまに精神的な負担も加わり、身体のみならず苦しい思いをされています。

治療は当然のことながら示談交渉に関してもアドバイスしています。（必要であれば弁護士の先生も紹介できます）ちなみに私自身も交通事故被害者（それも三回も）でした。

追記になりますが、最近病院に”整骨院は診断ができないので行かないように”という張り紙が貼ってあるそうです。確かに医師でないと診断はできませんが治療はできます。安心して整骨院で治療してください。患者さまご自身で治療をうける病院や整骨院は決めることができます

多くの情報に惑わされないでください。